先月行ったダークムーン・フェアの事前評価を振り返ります。12/16でナーフが行われたのですが、ハースリプレイのデータは12/12なので、ナーフ前です。
採点方法と結果の見方
採点方法は以下のようにしています。
事前評価の☆の付け方：ハースリプレイでのデッキの採用率を使用し、ランクを☆で5つに分け、全カード135枚のうち、デッキ採用率上位25枚が☆5、次の25枚が☆4、次の35枚が☆3、次の25枚が☆2、最下位25枚が☆1にします。
事後評価の採点方法：12/12時点でカードを事前評価のようにランク付けし、事前評価と☆が一致すれば2点、1個ずれていれば1点、4個ずれていれば-1点、それ以外は0点で採点します。最高得点は枚数の2倍です。最低得点は計算していません。
表の見方：最初の表は各ヒーロー毎の事前・事後評価の☆と☆の差異、結果の得点になります。次の表は、事前と事後の分布のビポットです。値は個数にしていて、得点ではありません。デーモンハンターでいうと、合計得点は16点で、評価カード数が15枚なので、最初の表が16点の内訳、次の表が15枚の内訳になります。
味もそっけもないエクセルの表ですが、ご了承ください。
各クラス
デーモンハンター
デモハンは15枚なので、30点中16点で5割強でした。分布を見ると、☆2を3枚、☆5を3枚的中させるなどしましたが、（ナーフされましたが）ドレッドロードバイトを☆1としたこと、フェルスティールの剣精を☆5としたことがマイナスに大きく響きました。デモハンは基本的に「顔に行ければ使われる説」を採用しました。それで結構当たりましたが、ドレッドロードバイトは競合も多い武器ということで採用されないと予想し、フェルスティールの方が打点が出るので強いだろうと予想しました。ところが、前者は3点+異端がアグロデモハンに有効だったのと、後者はハンドバフもなく変妖するほど高コストカードを入れないアグロには使われなかったみたいです。
ドルイド
ドルイドは、10枚なので、20点中10点ということで、これも5割。ドルイドは事後に☆5がいないので、あまり使われないヒーローということです。4枚は☆を的中させていますが、0点も4枚あるので、大外しはしなかったけど、微妙な結果に終わりました。実際今回のドルイドは良くわからなかったというのが正直なところです。反省点は、日蝕・月蝕がキリから出てくるので構築で採用されないと予想したことですね。実際は逆でした。
ハンター
ハンターは20点中13点で6割強。今回では比較的良かった方です。このヒーローも事後☆5は無しですね。5枚は☆を的中させ－1点が無く、0点も1枚しかないので、結構当てられたかなと。マキシマはトンクよりも使われると思いまいしたが、そこを外したのが痛かったのと、前環境に引き続き強いと思っていましたが、ハイランダーだけ強くて、断末魔が強くなかったのが、得点が伸びきれなかった要因だと思います。断末魔が強いというのが半分ノリでしたけどね。
メイジ
メイジは20点中7点と、パラディンに続くワースト2位でした。的中が2枚で、0点が5枚と全然当たってない。秘策もエレメンタルも来ないと予想しましたが、エレメンタルはまぁまぁ当たりましたが、秘策は外しました。そんなに強くないのに。あとはセイジはドロー用に秘策メイジで必須、それ以外でも使われると思ったのになぁ。そんなにドローは要らなかったということでしたか。メイジは思い入れが無いのでまぁこんな感じかと。
パラディン
パラディンが驚きの20点中6点とワースト1位。私パラディン3000勝近くしてるんですがね。何が悪いって、今環境も強くて使われるヒーローと思って高い☆をつけすぎました。事前で☆5が4枚ありましたが、結果はなんと0枚。的中も0枚。強いは強いですが、この拡張のカードを入れなくても強かったというわけです。マイナスの大外しが無いのが唯一の救いか。
プリースト
プリーストは20点中12点で6割。まぁまぁですね。自分はあまりプリは使う方ではありませんが、手相占いや占い師のような予想しやすいカードが多かったのが良かったです。グフーンは今でも評価していませんし、これから☆は下がると思います。ナマズニは最初使われなかった気がするんだけどなぁ、ミラクルプリーストが来るなんて。
ローグ
ローグは20点中14点で、一番成績が良かったです。ローグも使わない方のヒーローなんですが。☆を当てたのが6枚なのは自分でもすごい。全クラスこれくらい当てたいですね。うれしいのは、赤煙のテンウーの☆3。結構他の方の評価ではOP扱いで評価高かったですから。やっぱり影隠れのように代替的なカードがあると、採用率は高くならないということです。あとは、狐の騙し屋、ペテンといった使いやすさ抜群のカード、一方で大甘味男のような使いようが難しいカードなど、総じて分かりやすいのが多かったってことだと思います。
シャーマン
シャーマンは20点中12点で6割と、それなりの結果。☆を的中させたのが5枚あったのが良かったです。でも0点も3枚ありました。イナラは評価が割れていましたが、全くではないが、そこまで使われないだろうというのを当てたのは嬉しい。そのほか金網デスマッチ管理係がどのシャーマンにも使われるだろうとか、マジックフィンが全然使われないとか、わかりやすい面もありました。一方で、ストームストライクはイナラよりは使われると思っていたのに、☆3のままにしたのは後悔しています。転化は、自分が進化シャーマン使わないために有用性に気づけなかったのは反省点。デスマッチ・パビリオンがここまで使われないのは意外でした。
ウォーロック
ウォーロックは20点中11点とちょっと微妙な結果。0点が3枚あったのが良くなかった。でももっと外したと思っていました。火吹き女は、実は今自分で使っていて、全体2点でも使いやすかいなぁと反省しています。さかしまなささやきはこれ自体は強いと思うのですが、ズーがいないということが響いていると思います。混沌のデッキは、本当に外しました。-1点でなくて良かった。チケッタス系も予想よりも使われた感じですね。総じて外した方に意識が行く結果でした。
ウォリアー
ウォリアーは20点中11点で5割ちょっと。1点が多いので、大外しもしてないですけど、あんまり当てた感じがしないですね。ETCだけ意外でしたが、他は、確かに当てた感じがしないというか、感想もあまりないというか。
中立
中立は30体あるので、60点中27点。中立はやっぱり難しいですね。まずは、旧神を外したこと。やはり効果は強くて目立ちますが、コスト10ですし、条件もありますからそこまで使われなかろうと思いましたが、ところがどっこい採用率トップでした。クトゥーンは発動は（自分がやるのを除いて）見たことないですが、確かに砕けるシーンだけは見る機会多いですね。あとは、進化シャーマンが来ると思わなかったので、脱線コースターも外しましたし、ピエロドルイドも予想してなかったので、ピエロと怪力男も外しました。アグロ系あくねくね怪異はさすがに当てましたが、ショーストッパーや着ぐるみアクターは外しました。やっぱりハンドバフはダメだわ。見えてる地雷というか、ロックレイジャー、クシアの祭祀者、前向きなオーガの最下位争いについては、当てなきゃ恥ずかしいレベルなので良かったです。全体的に全く使われないカードは当てましたが、あまり使われないカードは外しましたね。
総評と次回に向けて
本当に時間がかかりました。次回は35枚程度のミニ拡張ということで事前評価を続けようと思いますが、大きな拡張はどうかなぁ。やるとしたら、全体のデッキ採用率ではなく、クラス毎の採用率にします。どうしてもデッキの流行り廃りに左右されますので。今回は自分のクラスの使用頻度と結果が相関しなかったのが意外でしたが、クラス毎なら相関するだろうなと思います。ただ、全カード発表から新拡張までの時間が短いようなので、平日に発表されると、作業が間に合わなさそうでつらいなぁ。
