WAWON’s blog

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【ハースストーン】5月10日週でのバフカード予想

どうやら5月10日の週に5枚のナーフと10枚のバフがされるようです。バフが予告されるのは珍しいので、ここは1つバフされそうな候補を上げたいと思います。ヒントはAlec Dawson氏のツイッターにある"bring up some underperforming classes/archetypes"、つまり、あまり活躍できていないクラスやアーキタイプの引き上げということです。

 

 

そこで、それをヒントに現状公式として推していると思われるにも関わらず活躍できていないカード、アーキタイプ や、明らかに沈んでいるシャーマンについて、ある程度分類してバフカードを予想したいと思います。バフされるカードのセットが最新拡張である「荒ぶる大地の強者たち」のカードとは限りませんが、前環境以前のカードを活躍させようとする可能性は少ないので、「荒ぶる大地の強者たち」のカードに限定して予想します。

 

 

候補1 キャラバン系カード5枚

探鉱キャラバン兵隊キャラバン予言者キャラバンタイニーフィンのキャラバン

薬屋キャラバン

 

全く公式から今拡張の個性としてアナウンスされることもなく、突如として現れたキャラバン系のカード。事前評価結果の記事によれば、「予言者キャラバン」が採用率順位83位なのが最も高く、他の4枚は軒並3ケタ順位で全く使われていません。使われない理由は明らかで、体力3で次ターン生き残るには心もとない体力にも関わらず、次のターンの開始時に効果が発動するためです。「遠方の番所」が2/2/4スタッツ時に猛威を振るったため体力3にナーフされ、「高効率型T4C0ロボ」が2/1/4スタッツで使われることを考えると、2コストで体力3と4で生存率が大きく異なるのです。効果も高いわけではないので、採用されないのも無理はありません。いくらなんでもクラスカードで刷っておいてこの状態を放置できないと思うので、バフされる可能性が高いと予想します。

バフ内容は、体力3→4が無難ですが、それよりも「次のターン開始時から効果発動」→「出したターンの終了時から効果発動」の方を予想します。前者よりも後者のバフの方が強力であり、召喚系の「兵隊キャラバン」、「薬屋キャラバン」には特に有効ですし、対応するアーキタイプである「新兵パラディン」、「ズー」は現状活躍していないので、ヒントとも合致します。もちろんシャーマンは「マーロックシャーマン」が強化されます。

 

候補2 断末魔デーモンハンター用カード2枚

レイザーボアレイザーフェンのビーストマスター

断末魔デモハン用のカードはデモハンのデッキレシピにもあり、シナジーカードが10枚中5枚と、明らかに今回のデモハンの中核となるアーキタイプのはずでしたが、全く駄目とは言えないものの、イマイチ活躍していません。シナジーする強力な断末魔カードが少ないのがその理由と考えらます。ここはそれぞれの召喚できるミニオンのコストを1上げて、「レイザーボア」はコスト(4)以下、「レーザーフェンのビーストマスター」はコスト(5)以下にすることで、断末魔カードの枠を広げ、かなり強化されるものと思います。これで「レイザーボア」から「ダークスピアの狂戦士」、「レーザーフェンのビーストマスター」からはコスト5の「バーニングブレードの侍祭」や「テイラン・フォードリング」が召喚できるようになり、非常に強力になるでしょう。

 

候補3 逆上カード2枚

「逆上」というキーワード持ちのミニオンは全16種類ありますが、「検匠サムロー」、「高効率型T4C0ロボ」、「ストーンモールのイカリ係」、「平原のドルイド」あたりは使われる方ですが、逆上カードの平均採用順位は100位と、平均的には全く振るいません。そもそも16枚というのが少ないですし、中立以外は4クラスしかクラスカードが無いなどかなり中途半端です。ここはバフされるカードがあってもおかしくありません。逆上ミニオンは体力寄りのスタッツかつ、マナレシオが悪いミニオンが少ない’(逆に効果も地味)ないため、マナレシオの変更には適さないと思います。ただ、1枚「大荒野の鍛冶屋」は効果が高いためか5/3/5とマナレシオが悪く、そのため採用率順位も129位と逆上ミニオンでも最下位なので、バフ候補です。予想はコストを5→4に下げ4/3/5にするものと思います。効果値を上げても発動率が上がらなければ意味がありませんし、5/3/6と体力を上げる案もありますが、効果がトークンやアグロ寄りのため、コスト5のままでは使用されないです。他のカードについては、あまり数値をいじれるような効果を持ったカードがなく、唯一あるのは「サウルファング元帥」のコストを7→6に下げることだと思います。

 

大荒野の鍛冶屋サウルファング元帥

 

 

候補4 シャーマンのクラスカード1枚

現状ではシャーマンがダントツの最下位クラスとなっています。今回のシャーマンは「自然呪文シャーマン」、「マーロックシャーマン」、「エレメンタルシャーマン」の3タイプ用のカードがありますが、「マーロックシャーマン」が一番推されているようです。なので、シャーマンをテコ入れするとなると、「マーロックシャーマン」の強化が予想されます。これは予想が難しく、マーロックはマナレシオが悪くないカードが多いので、単純にコストを下げたり、スタッツを上げたり、効果値を上げたりするのは難しいと思います。そこで呪文である「我らに絶鯛サカナえぬ」のコストを下げるか、効果値を上げるかするのが有効と思います。コストを下げると単に「野生の力」の上位互換になってしまうのは面白くなく、それならばマーロックへの追加バフを+1/+1から+2/+2にするのが尖った感じがして面白いと思います。候補1にある「タイニーフィンのキャラバン」のバフと合わせれば、かなり強化されると思います。ツイッターでも"spicy stuff"とあるので、あまりマイルドなバフにはしないでしょうし。

我らに絶鯛サカナえぬ

 

以上の10枚を予想します。今回候補に挙げなかったものとして、第一にドルイドの挑発シナジー系のカードもバフ可能性はあると思います。ただ、今でも効果自体は高く、単に他のアーキタイプのせいで活躍できていないためであり、他カードのナーフにより相対的に地位は向上するものと思います。第二に採用率の低いレジェンド達もバフされる可能性があります。「タヴィッシュ・ストームパイク」や「ガフ・ルーントーテム」、「スキャブス・カッターバター」あたりは、「傭兵の書」の主人公たちでもありますし候補になるでしょう。ただ、彼らをバフしなくても、そのクラスで他のアーキタイプのデッキはそれなりに使われているので、そこに更にテコ入れはされないものと考えています。