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【ハースストーン】「荒ぶる大地の強者たち」事前評価の振り返り(5/1時点)

 3月末に行ったハースストーン新拡張「荒ぶる大地の強者たち」事前評価の結果の振り返りをします。

 

事前評価はこちら

【ハースストーン】「荒ぶる大地の強者たち」事前評価(3/28時点最終) - WAWON’s blog (hateblo.jp)

 

 

 

説明

採点方法ですが、事前評価記事で書いたように、全カード135枚のうち、デッキ採用率の上から27個ずつを☆5~1で評価します。実績も同じように☆を付けます。☆がぴったりで3点、1つ外しが2点、2つ外しは1点、3つ外しは0点、4つ外しはマイナス1点にします。

 

全135枚のうち、採用率順位でいうと以下のようになります。

☆5は1~27位

☆4は28~54位

☆3は55位~81位

☆2は82位~108位

☆1は109位~135位です。

 

表の見方:最初の表は各ヒーロー毎の事前・事後評価の☆と☆の差異、結果の得点になります。次の表は、事前と事後の分布のビポットです。値は個数にしていて、得点ではありません。デーモンハンターでいうと、合計得点は23点で、評価カード数が10枚なので、最初の表が23点の内訳、次の表が10枚の内訳になります。平均順位は、私の理解が正しければ平均68位程度のはずなので、それより下のクラスは、あまり使用されるカードが無かったことになります。

 

クラス別振り返り

 

デーモンハンター

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デーモンハンターは30点中23点で8割弱と、結構当たりました。「沈黙の秘印」を外しましたが、10枚中6枚で☆を的中させました。断末魔シナジーカードが使われなかったら沈む所でしたが、意外に使われているようです。とはいえ、実績では☆2が4枚となり、今拡張ではあまり使用されるカードが無い結果となりました。

 

ドルイド

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ドルイドは30点中17点と微妙な結果でした。的中させたのが「レイザーメインの戦闘歩兵」1枚だけだったのもありますし、☆1評価した「群れの怒り」が使われたり、☆4を付けた「棘甲羅の紋章」が☆2だったりと、上にも下にも微妙に外しました。ドルイドの☆分布を見ると、デモハンよりもマシですが、☆5が無いように、あまりOPなカードは無かったということでしょう。

 

 

ハンター

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ハンターは30点中19点。まぁまぁでしょうか。的中も2枚ありましたが、「コルカーの群れ追い」は外しました。「荷運びコドー」は意外で、低コスト発見なのでもっと使われるかと思いましたが、今はデッキから発見するカードが多いので、そちら優先になったのでしょう。分布を見ると、☆5が5枚もあり、ハンターにとっては今回は良い拡張だったのだと思います。コアセットを見た時は方向性が見えなくなっていましたが、大丈夫なようです。

メイジ 

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メイジは30点中25点と、8割以上の上出来でした。ヒロパシナジーが予想の☆5ではなく、☆4クラスだったのが惜しかったですが、ほぼ的中したと言っていいでしょう。「魔力発光体」、「霜の舌のケンタウロス」といった使われないカードも、「ルーン・オーブ」、「爽やかな湧き水」といった採用率上位カードも、中間的な「ヴァーデン・ドーングラスプ」や「オアシスの味方」も当てられました。☆の分布も極端ですが、採用率も順位1桁のカードもあれば、ワースト10に入るカードもあり、かなり極端でした。

 

プリースト

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プリーストはメイジとは打って変わって30点中13点と冴えない結果となりました。レジェンド2体は当てたのですが、「糾弾」、「アンシェのプリースト」、「貪蝕の疫病」を外したのがまずかったですね。「必死の祈り」は最初評価を低くしていましたが、ザイレラが出た後に評価を上げておいたのは良かったです。プリーストは難しいですね。☆の分布を見ると平均順位は良いですが、採用率は満遍なく分布している感じですね。

 

パラディン 

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パラディンは19点とハンターと同じ点数でした。ダークムーンのように3割しか取れなかったのに比べると大分良いです。的中も5枚ありましたが、「ノースウォッチの指揮官」の☆はもっと上げておけばよかったと後悔しています。「救いの聖馬」も含めて秘策シナジーを信じきれなった結果です。今拡張は☆5が5枚もあり、かつその中でも採用率上位のカードが多くあり、さすがティア1クラスなだけあります。

 

ローグ

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ローグは30点中20点なのでそれなり行けました。ただ。ローグはプレイイングは難しいけどカードは分かりやすいのが特徴と思っていて「邪道刺し」はマストで当てないといけないカードでした。後は、「毒」シリーズをしっかり当てられたのが大きかったです。「スキャブス・カッターバター」はもっと使われると思いましたが、ここだけ意外でした。あと「石油リグの伏兵」ね。やはりコスト4がローグにとっては重いのでしょうか。☆の分布は満遍なくで、平均採用率も70位と平均的でした。

 

シャーマン

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シャーマンも30点中20点でまあまぁ行けました。マーロックシナジーは評価に迷って、事前評価を上げたり下げたりしていましたが、外しはしなかったですね。全体的には、ここまで使われないクラスになるとは思っていなくて、大きく外したわけではなくて、事前評価の☆に比べて実績が☆1つ低いのが、この結果というわけです。なにせ実績採用率で一番高いのが☆3「産卵池のエサ係」で60位ですからね。

 

ウォーロック

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ウォーロックは30点中14点と、5割行かず外してしまいました。反省点として、ズーが流行ると思い、「インプの大群」や「カバールの道具屋」の☆を高めにしましたが、これが駄目で、流行ったのはチケッタス入りのコンウォロでした。あと、デッキ破壊カードはそれなりに当てましたが「ニーエル・ファイアブレード」が意外に使われたことですね。デッキ破壊カード無くても、最後にお守りに入れておく場合が多いと想定されますし、実際、自分が使うコントロールウォーロックにも入っています。ズー向けのカードが使われなさ過ぎて平均カード採用率はシャーマンに負けず劣らず低いのですが、ウォーロック自体はそこまで死んでいないので、単純に昨年度のセット、特にダークムーン関連が強いということでしょう。

 

ウォリアー

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ウォリアーは30点中15点と、出来が良くなかったです。逆上ウォリアーに期待していたのですが、来たのは急襲ウォリアーでかつ、ハンドバフは来ないと思って「調整」の☆を低くした一方で、コピーできる「筋力増強」の☆を高くしたのが完全に裏目でした。「調整」はそれこそハンドバフの星になりましたね。なんで「調整」が活躍しているのかというと、今のウォリアーは意外に(ドローや手札追加等で)ハンドにカードを多く持てるクラスだからということでしょう。急襲ウォリアーがティア1に来てるのも初めてではないでしょうか?クラスは強いですが、逆上系のカードが冴えないせいで、平均採用率はそこまで高くないですね。

 

中立

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中立は最初から当たる気がしませんでしたが、35枚なので満点が105点で66点なので、なんとか踏みとどまった感があります。まぁ「カザカス」は攻めてみたんですが、玉砕しました。「マンクリック」は強いとは思いませんでしたが、無料で入手できる3/3/4のバニラスタッツで、プラスアルファがあるのが使われた理由でしょうか。結構「奥さん見つけるの早くないか?」と思うことが多いです。何ででしょう?もちろん「傷を負った略奪者」や「魂の回復者」のような当てて当然のカードは当てましたが、「ヘックルファング・ハイエナ」はもっと使われてもいいのになー、とか思います。番所シリーズは、「クロスローズの番所」だけ外しました。「往餓術師」との競争に負けましたね。中立はさすがに中立だけあって、☆1が10枚もあって割合も高いですね。しかも3桁順位の採用率が多い。半面、「マンクリック」、「カザカス、」「猛毒スコーピッド」のTOP3も中立なわけですから、すごい極端です。中立はどのクラスでも使えるので、使えるカードの順位が高くなるということでしょう。

 

総括

今回の合計は405点満点で251点と、ギリギリ6割は超えてきました。ローテーションされて初めての拡張の割にはうまくいった気がします。やっぱり当たり前ですが、今回のウォーロックやウォリアーのように、流行るデッキを予想しないと点数が伸びないですね。次回はミニセットということで、きっとカード公開がリリースの数日前とかになるでしょうから、事前評価が大変です。