WAWON’s blog

ツイッターもやってます。 https://twitter.com/Ara73577901

【ハースストーン】「風集うストームウィンド」事前評価の振り返り(9/12時点)

7月末に行ったハースストーン新拡張「風集うストームウィンド」事前評価の結果の振り返りをします。

 

事前評価はこちら

 

【ハースストーン】「風集うストームウィンド」事前評価(7/31PM時点) - WAWON’s blog (hateblo.jp)

 

 

説明(いつも通り)

採点方法ですが、事前評価記事で書いたように、全カード135枚のうち、デッキ採用率の上から27個ずつを☆5~1で評価します。実績も同じように☆を付けます。☆がぴったりで3点、1つ外しが2点、2つ外しは1点、3つ外しは0点、4つ外しはマイナス1点にします。採用率は9/12時点のハースリプレイのデータから取っています。

 

全135枚のうち、採用率順位でいうと以下のようになります。

☆5は1~27位

☆4は28~54位

☆3は55位~81位

☆2は82位~108位

☆1は109位~135位です。

 

表の見方:最初の表は各ヒーロー毎の事前・事後評価の☆と☆の差異、結果の得点になります。各クラス10枚なので、クラス固有は最高30点満点、中立は35枚なので最大105点満点です。

 

今回は、確か新拡張リリース後に2回程度のナーフがありました。特にクエストメイジ、クエスウォーロックパラディン、OTKデモハンの影響が大きかったように思います。それによって、事前評価の結果がどの程度影響を受けたかですが、実は足し引きあって、総得点は全く変わっていません。本当はナーフ前のデータで採点した方が対事前評価といううえでは正確だったかもしれませんが、環境が落ち着いてからの方が良いでしょうし、そこまで厳密にやる気もないということです。

また、今回は事前評価時に流行るデッキも予想してたので、それに対してどうだったかもコメントしていこうと思います。

 

 

クラス別振り返り

 

デーモンハンター

 

f:id:WAWON:20210914222010p:plain

 

デモハンは6割の18点。デッキ予想で断末魔も残るが、OTKデモハンがクエストを得て流行ると予想しました。確かに最初はOTKデモハンは流行していましたが、イルギノスがあえなくナーフされまして、代わりにフェル系が登場しています。断末魔デモハンが消えたこと以外は大きく外してないですが、ドンピシャで当ててるわけでもない。全体見ても、3点が「悪魔変フィン」しかないのが、なんとも言えない。また、「しつこい商売人」がクエスト用に、「タスクスピア」と合わせて使われることが予想できなかったのがイマイチでした。

デモハンのカードは平均順位が55.8と平均以上でしたが飛びぬけて採用されているカードがあるわけでもなく、☆3・4に固まってるのが特徴ですね。

 

ドルイド

f:id:WAWON:20210914223108p:plain

ドルイドは7割以上の得点でした。「シェルドラス・ムーンツリー」を大きく外しましたが、こいつは今拡張のがっかりレジェンドの最有力候補ではないでしょうか。そこは外しましたが、デッキの傾向として、クエストがイマイチなのと、適者生存とトークン系が主流というのが当たったのが、この点数に効いてきてると思います。プラス☆5を付けなかったのはドルイドが流行りきらないと読んだのも良かったわけです。

 

 

ハンター

f:id:WAWON:20210914223801p:plain

ハンターは18点で6割。結局フェイスハンターだろ!というのは大当たりだったのですが、事前評価時の最後の調整でクエスト系とネズミ系の評価を上げてしまったのと、「貪り食う大群」がフェイスハンターで使われると予想したのが失敗でした。どうせTier上位だろうと思って☆を高めにしたら、平均95位と、ハンターにとって今拡張は散々なものでした。結局デッキが完成されちゃってるんですよね。次回からは、新しいタイプのデッキが生まれない限り、全体的な☆を下げようと思います。

 

メイジ 

f:id:WAWON:20210914224216p:plain

メイジも6割程度。まずもって、「スペルに非ずんば、メイジで採用されるカードに非ず」な状況は何とかした方が良いと思います。本当にそこで外しました。なんですかね、一番採用された「大魔導士アントニダス」が91位で、他は3ケタって。アントニダスだって、クエストメイジで最近呪文ダメージ+のバフがのるようになったから時々採用されてるだけですよね。もうこれにはあんまりコメントしたくもないです。

 

 

パラディン 

f:id:WAWON:20210914225616p:plain

パラディンは7割弱。「ライトブリンガーの鎚」と「市税」は少し冒険してワンチャンの期待をしてしまいましたが、それが良くなかったです。それ以外だと「地下墓所の衛兵」はハンドバフパラディンで使われたのが意外でした。デッキの傾向としては、予想通り徐々に押し込むデッキが流行ったと思っています。当初はバトマスのせいで5ターン目以降いきなりフィニッシュしてましたが、それもそこまでの盤面維持が大事ということです。点数以上に、自分では当てた感があります。

 

プリースト

f:id:WAWON:20210914230103p:plain

プリも6割。「影デッキ用カード全部使えないだろ」と評価してましたが、そこは大外し。「サイフィーンド」や「影布の針」のような一部の影デッキ用カードが採用されなかったので命拾いしました。地味に「ナールの欠片」外したの大きかったですね。いやほんと18点取れて良かったです。

 

ローグ

f:id:WAWON:20210914230430p:plain

ローグも18点。気持ち的にはもっと当てた気がしたんですけどね。「絞殺ワイヤー」を当てたのは簡単でしたが、クエスト系を☆5にしたのが、そろいもそろって☆3に終わったのが響きました。後、「シャー金取り」と「怪しい情報」のコンボが結構使われるなんて。やっぱりミラクルローグが最強なんでしょうね。何回か事前評価して分かってきましたが、ローグは今回の「絞殺ワイヤー」もそうですけど、「ペテン」とか「ニトロブースト毒」とか「邪道刺し」とか、超簡単な採用率上位カードが必ず出てくるのが特徴に思いました。後余談ですが、その拡張ではあまり流行らなかったカードが、後の拡張時に採用される機会も多いと思いました。「景品横取り野郎」とか「隠蔽の帳」とか。「イセリアル改造屋」は中立ですけど、ローグのお陰で採用率が上がったと思います。理由は分かりませんが。

 

シャーマン

f:id:WAWON:20210914231722p:plain

シャーマンは20点とまずまずでした。前拡張ではミニセットで復活しましたが、今拡張はその流れを引き継いで、予想通りエレメンタルとクエスト系のカードが多く採用されました。平均順位も42位は高いです。ナーフ後で全体的にシャーマンのカード採用率が高くなったとも思っています。全体的に当てたと思っていますが、「ボルナー・ハンマービーク」は「シェルドラス・ムーンツリー」と肩を並べるがっかりミニオンだったです。また、「競売ハンマー」を全く外したのが非常に痛かったですね。まさか「ノール叩きのハンマー」と同時採用されるなんて思ってませんでした。いやーもうちょっと当てられたと思います。なお、進化シャーマンに騙されなかったのは自分を褒めたいです。

 

ウォーロック

f:id:WAWON:20210914232619p:plain

ウォーロックは、やはりクエウォロの評価を下げすぎたのが駄目でした。半分も行きません。プラスして、ハンドロックが多少来ると予想していましたが、肝心のカード選定で、「アネザロン」は来ない、「思いあがったお客様」は来る、といった風にコントロール寄りに考えていたのが全くの裏目でした。この2つが重なって悲惨でしたね。だって、クエォロを事前評価で高評価した人います?これは無理だ。

 

ウォリアー

f:id:WAWON:20210914233000p:plain

ウォリアーは7割取れました。クエストはTier1にはならないとか、コントロールがいなくなるとか、全体的に低迷するだろうなということは当てました。惜しむらくはクエスト系の☆を1つ下げておけば大当たりだったですね。予想外だったのは「重装鎧」。ビッグデッキで使われているみたいですが、私はビッグデッキ見たことないです。でも順位が78位で2ケタあるのが不思議です。

 

中立

f:id:WAWON:20210914233828p:plain

前拡張が66点で、今回が75点ですから少し良くなりました。全体的な感想は言いづらいので個別に書きます。まず、「スパイスブレッド職人」、「ゴールドシャイアのノール」はクエウォロを外したのと連動しています。後は、「パンダレンの輸入業者」。クエプリ中心みたいですが、やはり発見というだけで採用される余地があるのでしょう。大外しはしていませんが、「スペルブレイカー」の後継者たる「王立図書館の司書」の採用率が平均を下回ったのが意外な結果でした。交換可もついていたのにです。「ナールの欠片」もそうですが、あまり沈黙が必要無い環境だったということでしょう。断末魔が流行らずに、雄叫びかスペルの環境でしたからね。

 

総括

今回は総得点が405点満点中263点でした。前回が251点なので、地道に改善しています。「ダークムーン・フェア」の頃は採点基準が少し異なっていますが、当時は5割しか得点できていなかったので着実に進歩していると言えるでしょう。次のミニセットでは、あまり環境は変わらないとは思いますが、前のミニセット時のシャーマンのように、今一歩足りていないデッキにバフが入れば変化があるかもしれません。その可能性があるのはローグとウォリアーのクエストだと思っています。

 

To be continued

通常はここまでですが、今回の「風集うストームウィンド」では、イケメンハースストーン実況者で有名なロンさんがブログで私と同じように採用率基準で事前評価してるんですね。風集うストームウィンド 全カード事前評価しました!!!!! - 地味なカードを考察したい (hatenablog.com)

彼の評価方法は私のように☆を上位から枚数固定で決めているのではなくて採用率で☆を決めているので、各☆の数が固定ではなく全く同じ評価方法ではないのですが、採点はできます。なので、彼には許可を貰っているので、次回はロンさんの事前評価結果を振り返ってみようと思います。