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【ハースストーン】「風集うストームウィンド」ミニセット「デッドマイン」事前評価(11/2時点)

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今回は11/3に開放される「風集うストームウィンド」のミニセットである「デッドマイン」の事前評価を行います。

 

 

 

評価基準

 

①評価基準は、ハースリプレイでのデッキの採用率とします。ランクを☆で5つに分け、全カード35枚のうち、デッキ採用率の上から5つずつを☆5~1で評価します。毎回のことですが、☆を平均化するために、最後に☆を引き上げるカードが多いので、評価と文章が合っていない場合があります。

 

②リリースされてから1か月程度をめどに、実際のデッキ採用率を取得し、当たっていたかどうかを振返り、予想との差異を考察しようと思います。ナーフが決まったらその直前で振り返る可能性があります。振り返りの点数は、☆がぴったりで3点、1つ外しが2点、2つ外しは1点、3つ外しは0点、4つ外しはマイナス1点にします。今回はミニセットなのでクラス毎の振り返りはしません。

 

③評価軸ですが、前回ミニセットでは以下のような特徴があると思いました。

 ・既存のデッキを素直に強化するものは採用される。

 ・既存のカードと競合するカードは評価が難しい

 ・新機軸のカードをポッと出しても使われない。

 ・中立は明らかなゴミでなければ使われる可能性有

なので、今回はそれらを評価軸として、☆を付けていきたいと思います。

 

ちなみに、現在の筆者のランクはプラチナ程度です。

 

クラス別評価

デーモンハンター

 

見張り台の見張り番 ☆1

見張り台の見張り番

カード効果は強いが、既存のOTKクエストデモハンに入らないので採用されない。「火葬のオーラ」で除去は十分。

 

 

ニード・フォー・グリード ☆5

ニード・フォー・グリード

ニード・フォー・スピード」のもじりか。既にドローは十分なOTKデモハンだが新たにドローソースが追加された。このターンに使わないと5マナだが、何気に5マナ3ドローでも効率が良い。また、交換可とも非常に相性が良い。次ターン以降でも少しでもクエスト達成に貢献してくれるうえに、サイド引くチャンスが出てくる。クエスト達成してもコスト3固定だと言われているが、それでも使い勝手は良いだろう。他の交換可カードや「軽業」といったドローカードを置き換えると考える。

 

試練場 ☆1

試練場

なんの意図があるのか良く分からないカード。大型断末魔を発動させるためなのか、ビッグミニオンにリトルミニオンを組み合わせてデッキ圧縮とコスト踏み倒しを狙うのか、休眠ミニオンをデメリット無しで召喚するためなのか。どちらにしろ狙ったミニオンを出しづらいことや、当たり外れが多そうなことにより、使われないと予想する。

 

 

ドルイド

礁のドルイド ☆4

礁のドルイド

「しょうのドルイド」で良いのだろうか?選択できるうえにそれぞれのスタッツが高い。2/3/1急襲の「レッドギル・レイザージョー」の上を行っている。主に1/1/3挑発としてトークドルイドに使われるのではないかと予想する。

 

つぎはぎの大工 ☆3

 

つぎはぎの大工

今スタンで使用される選択呪文は「妖獣の激昂」、「植え付け」、「滋養」くらいか。元の選択呪文が残るわけではなく、分割された呪文1つ1つはあまりコストに見合った効果でもないので逆に使い勝手が悪いので、1ドローカードとしても微妙。ハンドドルイドなんてのもいない。

 

月明りの導き ☆5

月明かりの導き

コピー発見なのが偉い。ドルイドは何回も使いたいカードが沢山ある。あまり同ターンで発見したカードを使える機会は無いと思うが、「重さ当て」あたりを置き換えるのではないだろうか。

 

 

ハンター

ワンワンビスケット ☆3

ワンワンビスケット

交換可がついていて、バフ量も2マナにしては高く単体としては強カード。ただし、「衝角の乗騎」よりはましなものの、ハンターは単体バフカードがあまり入らないし、交換可でテンポロスもしたくない。急襲付与も嬉しいわけではない。

 

お化けオウム ☆4

お化けオウム

断末魔ハンターやネズミハンターへの強化カード。ネズミは微妙だが、マナカーブ的に「膨れてるニシキヘビ」や「ジクソール」、「ネルビアンの卵」あたりを発動する感じかな。ミッドレンジの断末魔ハンターに多少は流行ると期待したい。

 

ディファイアルのパチンコ漁師 ☆2

デファイアスのパチンコ漁師

「ネズミの巣窟」や「シーンドライの狩猟者」で獣トークンを沢山だして、これでフィニッシュという画が思い浮かぶ。大化けするかもしれないが、トークンハンターなんて今まで聞いたことが無いので、ネタデッキで使われるカードと予想する。

 

 

メイジ

深海の喚起師 ☆3

深海の喚起師

呪文限定で引けて、装甲も獲得できるのはお得感がある。ただ、その性能故にスモールスペル系のメイジに入らないのがきつい。ビッグスペル系が流行るにはもう1歩と思っているが、「グランドフィナーレ」をフィニッシャーにするメイジに採用されるかもしれない。呪文を「グランドフィナーレ」だけに絞って、後はこいつとエレメンタルで染めてみるとか。

 

魔力オーバーフロー ☆3

魔力オーバーフロー

「アペクシス・ブラスト」の方が顔面に入って良いのではないだろうか?コントロールよりのカードだが、今のビッグスペル系のメイジってコントロール系というより、コスト踏み倒し系のコンボデッキなので、ビッグスペル系でも採用されないだろう。

 

物知りヨウム ☆3

物知りヨウム

ヨウムって何だ?効果は強いが、コストが重い時点でマイナスポイントだし、ビッグスペル系はもう1段強化が欲しいので、次回拡張に期待といったところ。使うなら「クトゥーンの仮面」や「グランドフィナーレ」をおかわりしたい。 

 

 

パラディン

正義の防御 ☆1

正義の防御

パラディンのデバフ系の呪文は全体効果でない限り採用される例は少ない。ミッドレンジ系向けとしてはハンドバフ量が相手の盤面依存になるし、バフできるミニオンはランダムだし安定しない。コントロール向けと思うのだが、コントロールパラディンが存在しない。

 

サンウィング・サケビインコ ☆5

サンウィング・サケビインコ

今でも、隠れ身ミニオン等に「王の祝福」「権威の祝福」をかけて、バトルマスター使って疾風フィニッシュという手もあるわけで、バトマスフィニッシュの圧力を相当高められるので採用されると思う。「退化の矢」が流行ると困るが。

 

富の再分配人 ☆1

富の再分配人

効果が安定しない。下手をすると最も攻撃力が高い味方のミニオンと、相手の攻撃力が最も低いミニオンを入れ替えてしまうだろう。ハンドバフとの相性も悪い。これもコントロール系のカードだが、繰り返しになるがコントロールパラディンは存在しない。

 

 

プリースト

デファイアスのレプラ ☆3

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効果は強い。影プリでなくても、クエプリでもそれなりに影呪文はあるので、採用されるだろう。ただし、プリースト自体が使われないと思う。

 

不死のアミュレット ☆4

不死のアミュレット

イノシシプリーストの強化。そうでなければ「影の霊」を復活させるのが妥当。断末魔系のビッグプリも復活するかもしれない。面白いカードだが、やはりプリースト自体が使われないだろう。

 

ネコピー ☆2

ネコピー

微妙な効果。そのカードを貰ったところで、シナジーする可能性が少ないだろし、対策もされるだろう。バニラスタッツあるのは嬉しいので、闘技場向けだと思う

 

ローグ

パァァァレイ ☆1

パァァァレイ

前回のミニセットでは男飯に騙されました。今回は騙されません。コンボデッキを潰せる可能性があるけど、お返しされるリスクもあり、今のローグは自分がソリティア的にデッキを引ききることを目標にしているので、その点でも既存デッキと相性が悪い。

 

ブラックウォーター・カトラス ☆5

ブラックウォーター・カトラス

単なる武器としても1/2/2は強いし、要らん時に引いてしまっても交換可でコンボパーツを探せるし、その上呪文のコストを下げてくれる。「ペテン」を始め、ミラクル系のデッキとも相性が良い。

 

デファイアスの親玉エドウィン ☆4

デファイアスの親玉エドウィン

ローグにまたドローカードが来た。4/4/4で1ドローというだけで強いは強い。ただし、今のローグにとって、4マナでドローするなら「現地連絡員」が既にいる。また、ドローするカードが何か分からないため、何回も効果が発動できるか保証が無いのが少々使い辛い。まぁ、コスト削減しながら「ミスター・スマイト」と合わせてフィニッシャーになれるかもしれない。

 

シャーマン

スバラシインコ ☆4

スバラシインコ

エレメンタルシャーマンが強化されるかどうかがミソだと思うのだが、意外と「もう十分」という感じで入らない気がする。進化やクエストシャーマンには入らないだろうし、他にこいつがいると強くなるデッキも思いつかない。

 

吸盤フック ☆2

吸盤フック

コイツがいるか限り、武器の耐久力を気にしなくて良いわけだけれど、「ドゥームハンマー」が「ナールの真槌」になって嬉しいか?とか、必ずしも効果が良いこととは思えない。

 

コックのクッキー ☆1

コックのクッキー

なぜ今このカードなのか?マーロック、断末魔という特性が今のシャーマンのどのデッキともシナジーせず、見向きもされないだろう。

 

 

ウォーロック

罪深き積荷 ☆2

罪深き積荷

使われない。ズーで採用できそうだが、ズーと交換可が相性が良いとは言えないし、これだけでズーが復活するとは思えない。

 

影刀投げの名手 ☆3

影刃投げの名手

「不安定なシャドウブラスト」をおかわりしたり、「バックファイア」のスキを軽減できる。ズーでも「炎のインプ」、「死者蘇生」を使いながらテンポが取れる。ただ、クエスウォーロックでは除去は間に合ってると思うし、ズーはそもそも相手の除去が間に合ってしまうのが欠点で流行らないと考えているので、これは採用されない。

 

船体破壊魔 ☆5

船体破壊魔

新たにハンドやクエスウォーロックで採用できるカード。「バックファイヤ」や「魂裂破」といった3~4コストカードくらいが丁度良いのではないだろうか。

 

ウォリアー

砲座に着け! ☆4

砲座に着け!

トークン系に強いので、トークドルイドトークンハンターが流行るようなら採用されるだろう。そうでなくても2マナ3点の除去カードというのもウォリアーには嬉しい。

 

デファイアスの砲手 ☆4

デファイアスの砲手

ウォリアーの海賊種族というだけで採用可能性は高い。テンポ出しがしにくいのと、武器が無いといけないので全てのクエストウォリアーに採用されるわけではないだろうが、効果は強いので、自由枠として検討されるだろう。

 

鍛冶屋の鎚 ☆2

鍛冶屋の鎚

交換可で強くなるのは良いが、交換しないと強くないのはおかしくないか?一回交換する前提で、その後クエスト報酬で引いてこいってこと?バカバカしい。単純にドレッドノートから出てきたら嬉しいだけの、実はクエウォロのバフカードでしょ。

 

中立

ゴラッカのグルメ ☆2

ゴラッカのグルメ

確かにこのミニセットで獣が方々のヒーローに追加されたので、獣入りデッキも増えるかもしれない。ただ、「ゴラッカ・クローラー」が、バニラスタッツだから当時は取り合えず採用できたのに対して、今のインフレ環境でバニラスタッツ無いカードを取り合えずは入れられない。

 

マルチキャスター ☆5

マルチキャスター

メイジは3枚、それ以外は2枚引ければ上々。手札が枯渇しがちなクエストシャーマンで「溶岩爆発」等の火炎呪文の採用余地が生まれるし、ハンターも「爆発の罠」と「魔力の一矢」があるので2枚ドローが期待できる。全体的に「コーネリアスローム」の代わりになるだろう。交換可があったら最高だったのだが…。

 

マッデストボンバー ☆1

マッデストボンバー

ネタ枠。運試しに良いかもしれないが、自陣営に被害が及ぶのがどうしようもない。意外にも8/9/8というスタッツは初めてではないだろうか。

 

ミスター・スマイト ☆5

ミスター・スマイト

テキストの内容から、コイツも突撃できるはず。コアセットが導入されてから「突撃」がかなりレアなキーワードになったので、中立の突撃持ちはかなり珍しい。そうだとすると、もちろんクエストウォリアーでも使えるわけだが、ハンドバフパラディンでバトマスと組み合わせたり、クエストローグで突撃後に隠れ身を得ることもできるなど、複数のヒーローで活躍が見込めるだろう。なんかツイッターのTL見ていると早速コンボの案が出てきているので、悪さしなければ良いが・・・。なんか事前評価振り返る際には早速ナーフされてる気がする。

 

 

スニードの傑作機ゴライアス ☆2

スニードの傑作機ゴライアス

顔に飛ばないので、コントロール系デッキの除去用か。標的を指定しても、もちろん余ったダメージは他のミニオンに行くと思うが確認は無い。全部で10点入れば殆どの単体ミニオンは除去できるし、トークンも殲滅できるだろう。しかしながら、1枚しか入れられない8マナミニオンで、除去しか期待できないというと使いどころは限られるだろう。「ディープラン・エンジニア」の発見の選択肢に出てきても取るのに躊躇する。