今回は6/2にリリースされた「深淵に眠る海底都市」のミニセット「潮の玉座」で行った事前評価の振り返りをしようと思います。
【ハースストトーン】「深淵に眠る海底都市」ミニセット「潮の玉座」事前評価(5/31時点) - WAWON’s blog (hateblo.jp)
【お断り】
採点方法は、全カード35枚のうち、デッキ採用率の上から5つずつを☆5~1で評価しています。振り返りの点数は、☆がぴったりで3点、1つ外しが2点、2つ外しは1点、3つ外しは0点、4つ外しはマイナス1点にします。採用率のリストは3/13時点のハースリプレイのブロンズ~ゴールドのものを使っています。
今回2つほど留意点がありまして、一つ目は7/3時点のハースリプレイの採用率を使っているのですが、この時点で、新拡張前に先行配付された「レナサル大使」のせいで、潮の玉座リリース直後とは採用率がかなり変わっている印象です。代表的なのは「バブラー」で、なんと現在採用率2位です。リリース当初は最下位近かったと思うのですが。これは「プレスタードルイド」がレナサル大使効果でかなり流行しているせいです。その他、プリーストのカードの採用率がリリース当初より上がっている気がします。
二つ目は、ハースリプレイで何故か「墨隠れの伏兵」が「潮の玉座」ではなく「深淵に眠る海底都市」のセットとして認識されていることです。そのため「潮の玉座」のカード数が34枚になっています。「墨隠れの伏兵」の採用率は0.2%なので、とりあえず☆1評価にしています。
【結果】
ということで、105点中65点でした。ギリギリ6割でした。前回の「オニクシアの巣」が59点だったのでそれよりはマシでしたが、個人的にはかなり残念な結果です。もちろん「レナサル大使」効果で評価しにくいのですが、それでも外した感があります。
まず、メイジを外しました。ビッグスペルメイジが今更登場することを予想できたでしょうか?確かにビッグスペルメイジならこれらのカードは使いませんけど。各種カードのナーフで環境が遅くなったこともあるのでしょう。
あと、ローグも外しました。「ワイルドポーのノール」がリリース前にバフされていたので、それを考慮すべきだったと思います。
今回皆さんも「環境を変えるほどのカードは無いな」と思ったのではないでしょうか?昨年度のミニセットって、「ミュターヌス」とか「ミスター・スマイト」とか「カザカサン」とか、ぶっ壊れ級の中立レジェンドがいて、更に既存デッキを強化してくれるカードがある、という感じでした。ところが今回は「ネプチュロン」がそこまでの器でなかったこと、泥棒ローグやマーロックシャーマンといった去年のデッキを強化する以外は対して既存デッキを強化するカードが見られなかったことから、本当に予想しにくかったです。
【次に向けて思ったこと】
最近ナーフとバフが頻繁かつ大量に行われる傾向にあり、「リリース1か月後を目途にする」というのは悠長な気がしてきました。次回の新拡張からは2週間後目途にしたいと思います。さすがに1週間だとメタが回りきらないかもしれません。
【追記】ロンさんの振り返り
ミニセット「潮の玉座」事前評価しました!(全35枚評価済み) - 地味なカードを考察したい ハースストーン (hatenablog.com)
また負けた…。やっぱりメイジを外したところで差が出た感じです。